以前書いた以下の投稿が人気だったのでセッティングについて続編を書いてみました。続編と言っても、直接の関連性は無いので前回の投稿を読まむ必要はないです。

いきなりですが、バレル選んだ段階でセッティングは制限されます!
セッティングによって、バランスや飛びなどは若干変えることが出来ます。
しかし、極端な話ですが、ロングバレルでショートトルピードバレルのような飛びの鋭さを再現することは無理です。
僕のバレルの遍歴
バレル名などの細かい情報は省略します。
以前は飛ばしやすさの観点からショートバレルを好んでおりました。ところが、ある時期から長いバレルでないと投げれない状態になりました。
なぜ投げれなくなったかというと、グリップの影響です。
比較的手が大きく指も長いです。3.5フィンガー?で、基本的には3本指でグリップし、薬指をチップ付近に添えます。そして、比較的後ろ側を持つのを好みます。
そのグリップを実現する上で、バレル長はどうしても長いほうが良いのです。45mm→50mm→55mmと段々とバレルを長くしていきました。僕の腕では、55mmくらいになると上手く飛ばせません。
では、どのくらいの長さまでなら飛ばせるだろうか?と考えたときに、48mmくらいは必要という結論になりました。それでも、飛ばすには若干の難しさと気持ち悪さがありました。後ろ持ちだというところも影響していると思います。
バレルとチップの長さをトータルして考えるのはどうだろうか?
上のセッティングは以下
- バレル→DMC本野千秋SP:43.5mm
- ティップ→コンドルアルティメット:31mm
- 合計→43.5+31=74.5mm
下のセッティングは以下
- バレル→TARGET VOLTAGE(ロブクロスモデル):48.0mm
- ティップ→コンドルチップ:24.5mm
- 合計→48.0+24.5=72.5mm
となります。
トータルの長さとしては多少違うくらいでほとんどかわりません。
上記の図にバレルの重心位置に補助線を入れました。バレルとチップの長さをトータルして考えると、DMC本野千秋SPのほうがトータルの重心が後ろになりますよね?
バレルの重心あるいは重心ちょっと後ろを持つと飛びやすいという考え方を前提にすると、DMC本野千秋SPのほうが後ろをグリップ出来て、かつ重心付近をグリップ出来るので飛びが良いということになります。
実際、僕が投げた感じも、明らかに飛びが良くなりました。(もちろん、違うグリップの人でしたら、結果は逆になるかもしれませんけど。)
バレル変更前後のグリップを比較
TARGET VOLTAGE
DMC本野千秋SP
パッと見てわかるグリップの安定感
特に、中指と薬指の収まりが良いです。
長いバレルは上手く飛ばせないけど短いバレルは飛ばせない方は
試しに、長いチップを使ってみると上手く行くかもしれません。人それぞれではありますが、こういう解決方法もあるのだと、参考になれば幸いです。
