本記事は、旧ブログの人気投稿のリライトです。
出典:Amazon
GRAN BOARD(グランボード)の普及率の現状
GRANBOARDは世界初のスマホ連動家庭用電子ダーツボードとして登場し、累計7万台、アプリダウンロード数15万、デイリーオンライン対戦数1万ゲームを突破する世界中のユーザーに愛されるダーツボードです!GRANBOARD3が22,900円、エントリーモデルのdashが7,900円(税別)と選べる2タイプです😊 pic.twitter.com/z7NOXh68fj
— GRANDARTS公式 (@GRANDARTS_PR) 2018年11月22日
まずまずの普及率かと思いますが、日本ではあまり好意的に解釈されていないように見えます。
その理由としては、ダーツ関係企業が乗り気でないと思われることです。
簡単に言うと、GRAN BOARD(グランボード)がめちゃくちゃ売れたら、外で投げる人が居なくなるんじゃないの?というところです。確かに、それも一理あるんですが、僕は違うと思います。
そもそも漫画喫茶(投げ放題)のダーツは?
ダーツバーとGRAN BOARD(グランボード)の関係性を語る上で、漫画喫茶(投げ放題)についても考えるとわかりやすいかと思います。
今が、10年前だと思ってください。
漫画喫茶(投げ放題)が流行ったら、ダーツバーに行く人が居なくなると思った方も多いのではないでしょうか?実際、そういう側面もありますが、ダーツバーと漫画喫茶を使い分けている人が多いのも事実です。
しかし、漫画喫茶(投げ放題)をお勧めしないダーツバーも多いように思えます。漫画喫茶で投げても上手くならない。対人をしないと上手くならない。と何度も言われたことがあります。漫画喫茶で投げることが恥ずかしいようなレベルで言われたこともありますよ(笑)
まぁ、単なるポジショントークにしか聞こえなかったので気にしませんでしたが。
一部ダーツ業界関連者などが漫画喫茶(投げ放題)を遠ざけた結果どうなったのか???
それでも、ダーツをやってみたいという消費者の心理は止められません。ダーツバーに行ったことがなく、漫画喫茶(投げ放題)にしか行ったことのない消費者がずいぶんと大量に発生したと思います。
よく、漫画喫茶にはマナーの悪いお客さんがいるという意見を耳にしますが、それは、一部ダーツ業界関連者が漫画喫茶を遠ざけた結果、ダーツのマナーを教えられない空間としての漫画喫茶が作られてしまったのではないかと思います。
これは、ダーツ業界関連者にも責任あると思いますよ!
例えば、アイカフェには、インストラクターが居ります。故に、皆さんのマナーは良いです。ちょっと向き合い方を変えていれば、他の漫画喫茶や投げ場だってこういう状態になっていた可能性はあります。
そして、マナーを知らない消費者はダーツバーには行かないことが多いようです。ここももったいないですよね。ダーツ関係者がもっと踏み込んで行ってれば、漫画喫茶(投げ放題)で投げている人も、ダーツバーに行こうかという気持ちになったかもしれません。
要するに、ダーツバーでダーツをやる消費者と、漫画喫茶(投げ放題)でダーツをやる消費者と、市場が分裂してしまったのではないか?というのが僕の率直な感想です。
GRAN BOAD(グランボード)やTARGET NEXUS(ターゲット ネクサス)も似たような話になると思いますよ。
DARTSLIVE200Sにオンライン対戦無いよね?
大手ダーツメーカーから発売されている、DARTSLIVE200Sという家庭用ダーツボードがあります。家庭用ダーツボードの中でも一番売れている商品です。
この商品は、スマホやタブレット機器などとBlueToothで連動させてプレイすることが可能です。スマホやタブレットはインターネット通信を行うことが可能なので、オンライン対戦も出来るのでは?と期待する消費者も多いです。
しかし、なんと、オンライン対戦機能は実装されていないのです!技術的には間違い無く実装可能です。そして、家庭用ダーツボード単体で考えれば、黒字化は充分可能だと思います。
実装出来るけどやっていないというのが現状だと思います。
ダーツバーに置いている、リースのDARTSLIVEとの兼ね合だと思います。オンライン対戦なんかを可能にしたら、ダーツバー行かなくなりますよね?ってところだと思います。あるいは、ダーツバーに、家庭用のダーツボードを置かれると、リース業が成立しなくなるよね?というところだと思います。
結果、家庭用ダーツボードの消費者は、オンライン対戦機能を実装しているGRAN BOARD(グランボード)に消費者は流れて行っております。
でも、よく考えて見て下さい。オンライン対戦を実装するべきだと思うんですよ。月額1000円などの料金を取ってでもやるべきです。ダーツバーのお客さんは減るかもしれませんが、家庭でダーツを楽しむユーザーは飛躍的に増えるはずです。
例えば、家庭用DARTSLIVEとリースのDARTSLIVE200Sとの対戦が実現すれば、ダーツバーも身近な存在になると思うので、普段は家庭用だけど、たまにはダーツバーに行くか?という客層も出てくると思います。
コンビニでビールを売っても、飲み屋の生ビール飲みたいと思うお客さんもたくさんいるわけで、それと一緒だと思ういます。。ビールには多額の税金が掛けられています。
割高でも、良いものは支持されているってことかと。
GRANBOARD(グランボード)関連商品
GRANBOARD DASH(グランボードダッシュ)
リーズナブルなエントリータイプ。


GRANBOARD3s(グランボードスリーエス)
GRANBOARD3(グランボードスリー)の後継機種。静穏性にも優れている。


GRANBOARD(グランボード)用ダーツスタンド

機種とダーツボードの相性があるので専用スタンドがあるのは重宝する。
GRAN BOARD(グランボード)の今後の予想
おそらく、自然発生的に、GRAN BOARD(グランボード)でダーツをやろうという消費者は増えると思います。
なので、漫画喫茶(投げ放題)で市場を分裂させたようなことを避けるべく、ダーツ業界関連者は、積極的に繋がりを持っていくべきだと思います。
家庭用ダーツボードで野球投げをしようが勝手にしろ!という話かもしれませんが、後々にダーツバーに来る潜在的顧客と考えたほうが建設的かと思います。否、自宅ではどんどん野球投げをして、壊れたら自腹というコスト感覚を自力で学んでもらったほうが良いのかな(笑)
僕の考える、ダーツ人口の伸び白は、未成年と高齢者です。特に、未成年は、GRAN BOARD(グランボード)のオンライン機能は魅力的なので、食いつき良いでしょうね。高齢者は、IT慣れしていないので、自然には伸びないと思います。
この点は、ダーツ業界関連者が設置サポートをなどを行えば済む話です。タブレット機器の代理店か何かをやって、ダーツ業界関連者側にもペイバックが入るようにしちゃえば良いと思います。設置料取っても良いと思います。代わりに、ダーツバーの割引券とかクレジットなんかを配布すれば良いと思います。
そして、ダーツバーにGRAN BOARD(グランボード)置く店も増えると思います。家庭VSダーツバーの異種格闘技戦みたいなものです。たぶん、これは今現在の業界的にはご法度だと思いますが、ある程度の利害を調整して、推進するべきだと思うんですよ。例えば、リースのダーツ台1台に対して、GRAN BOARD(グランボード)1台の割合くらいなら良いとか。
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