どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
Twitterで予告していた件です!
53mmで17.8gの前重心ストレートバレルになるってことだ‼️
あ、あくまでも趣味や楽しみの一環でやっています
いきなりバレルを買い換えるのもリスクあるので、こういうアクセサリーの類いは増えて欲しいですね🎵
— 武器商人@ダーツのブログ (@BukiDartsBot) August 23, 2019
バレルエクステンションとは?
名前からある程度想像がつくかもしれませんが、バレルを長くする調整器具です。
スペックは2つありますが、長さと重さは一緒です。カットのみ多少異なります。
■商品仕様
スペックデータ
材質:ステンレス
単体重量:1.3g
全長:8.0mm
内容量:3個■商品説明
(2019.08.09 発売商品)
バレルの全長を延長し、バランスを変化させるカスタムアイテム!
バレルの全長を+8mm長く、重量を+1.3g重くします!
カットも強めに入れているので、しっかりとしたグリップが得られる設計です。
バレルとの一体感もバッチリです!出展:Amazon.co.jp
バレルエクステンションの用途
- バレルを重くする
- バレルを長くする
「短いバレルを使っているがちょっと長くしたい」「軽いバレルを使っているがちょっと重くしたい」という時に重宝する商品です。
もちろん、「長いバレルが良い」「重いバレルが良い」という場合、新しいバレルを購入するのも選択肢です。しかし、タングステンバレルは最低でも5000円くらいしますし、場合によっては1.5万円~2万円くらいしてしまうものです。そして、購入したは良いものの、合わなかったので使わなくなったという例もよく耳にします。
自分が今使用しているバレルにこの「バレルエクステンション」を装着することにより、「今よりちょっと長いバレル」「今よりちょっと重いバレル」を使うことが出来るという商品です。
バレルエクステンションを使用する前に
その前に、、、仮説を立ててみましょう!!!
以前、セッティングの考え方について記事を書いた際に、反響が良かったお話があります。
「何かを変える前に、必ず仮説を立てましょう!」というお話です。(特に、僕含め初中級者)
なぜかというと、セッティングを変えると必ず何かしらの変化があります。
- 何となく飛びが良くなった気がする。
- 何となく上に行くような気がする。
そうすると、飛びのイメージが変わります。ところが、たまたま飛んだだけかもしれませんよね?たまたま上にいっただけかもしれませんよね?セッティングをちょっと変更しただけで、結果が変わるのであれば、「試投マジック」のような現象に苦労しません。。
バレルエクステンション装着でこうなるのでは?(仮説)
僕には二つの可能性が考えられました。
1、タングステンバレルの後部にステンレス製のバレルエクステンション(当商品)を装着するので、バレルのバランスとしては前重心になる。よって、前重心の飛びになる。
2、ステンレス製のシャフトも存在する。樹脂のシャフトと比較し、ステンレス製シャフトは重く、シャフト+フライト側が重くなる。よって、後重心の飛びになる。
なんだか、よくわからなくなってきました(笑)
前重心になるかもしれないし、後重心になるかもしれないという、真逆の結果に。
おそらく、グリップ位置が関係してきます。
グリップ位置が同じであれば、バレルの後部にバレルエクステンションを装着すると、重心が後ろに行きます。よって、後重心のバレルのような飛びになると思います。
バレルの後部にバレルエクステンションを装着し、全長が伸び、クリップ位置を後ろにするのであれば、重心が前に行きます。よって、前重心のバレルのような飛びになると思います。
バレルエクステンションを装着してみた
ベースのバレルは先日購入したばかりの、D-craft(ディークラフト) サマエルです。

スペックは、45.0mmで16.5gです。
それに対して、バレルエクステンションは、8.0mmで1.3gです。装着時には、53mmで17.8gとなります。バレルエクステンションは、2BAのシャフトやチップと同じネジサイズなので、前にも後ろにも装着可能です。
参考画像は、上から
- バレルエクステンションを後ろ(シャフト側)に装着
- バレルエクステンションを前(チップ側)に装着
- バレルエクステンション無し
です。
見た目からもわかるように、だいぶバランスが変わります。
バレルエクステンション装着により飛びはどうなったか?
実は、僕はバレルのかなり後ろ側の、シャフト付近をグリップします。45.0mmのサマエルでもかなり後ろ目をグリップしていましたが、8.0mmのバレルエクステンションを装着すると、さらにうしろをグリップしたほうがグリップに安心感があります。
ということで、かなり後ろめを持つことに。
そうすると、仮説でいうところの、
1、タングステンバレルの後部にステンレス製のバレルエクステンション(当商品)を装着するので、バレルのバランスとしては前重心になる。よって、前重心の飛びになる。
のような結果になりました。
また、僕のように、シャフト付近をグリップする方でしたら、バレルの前(チップ側)にバレルエクステンションを装着すれば、結果も逆になると思います。
人によっては、僕の場合と逆の結果になったりまったく異なる現象になるかもしれませんが、バレルのバランスは間違いなく変わります。
調整していいろいろ試行錯誤してみたい方は持っておいて損はないと思います。
面白い商品なのでぜひ使ってみて下さい。
バレルエクステンションのご購入は


こんばんは。ランキングから来ました。ダーツの羽根にパーツがあって持ち手の部分をバレルというのを初めて知りました。そのバレルによっては、重くなったり長くなったりして投げやすさに直結するわけですね。ダーツの成績に懸けてる方々には重大問題ですよね。わかりやすく解説していただいて親しみが持てました。
chaseourdreamsさん
記事を読んでいただきありがとうございます。
当記事は、一部のマニア向けに書いたつもりでしたが、興味を持っていただき幸いです。
多少、補足します。
バレル=持ち手の金属部分です。
近年(ここ数年で)、バレルが長く&重くなっていく傾向にあります。
昔は、マシンの耐久性などの問題で、重めのバレルには耐えきれなかったようですが、マシンの性能向上に伴い、重いバレルにも対応できるようになっております。
手の大きさも人それぞれですし、肩や肘の強さもひとそれぞれですので、どのくらいの重さがベストとは一概には言い切れません。
こういった、調整器具で試しつつ、適切な重さや長さを探していくのがおすすめです。