どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
ダーツのバレルのカットには様々なものがあります。
メジャーなカットを挙げると、
- リングカット
- ダブルリングカット
- シャークカット
などがあります。
新作のバレルが出れば、必ずカットについて話題になりますし、バレルにとってカットは必須のものなのかとさえ思えます。
しかし、カットの意味って何なのでしょう?以下ちょっと深堀りしてみます。
カットの役割
ダーツをはじめたばかりの頃、カットはありがたいものだと思っていました。カットが強ければ強いほどリリース時に安定すると思い込んでいました。。。
確かに、カットの引っ掛かりはリリース時に大きな補助となります。
しかし、逆に言えば、カットが強いと引っ掛かり過ぎるというデメリットもあります。ある選手なんかは、新しいバレルを開封したら、サンドペーパーで削るそうな。
カットは大事だけれども、カットに頼り過ぎるのは考えものだということでしょうか。
引っ掛かりにくい抜けの良いカット
個人的に強いカットは好きではないので、弱めのカットを追求しておりました。
カットは好みも分かれるところなので、あくまでも僕個人の意見だと思って聞いていただければと思います。
ノーグルーブ
もはや、カットと言って良いかすら謎。。カットの無いカットのことをノーグルーブと言います。
ツルツルしていて投げづらいと思われがちですが、投げてみると意外と投げれます。カットに頼って投げている方は、一度投げてみると「リリース」の意識のヒントになるかもしれません。
僕が持っているバレルだと、ダイナスティのWaterというものがノーグルーブです。Waterの場合、ノーグルーブでありながら、1本だけカットが入っているのでグリップの目安にしやすいです。

縦カット
正式な名前で縦カットと言うかどうかはわかりません。
同じようなカットで合っても、カットが入っていると引っ掛かりがまったく異なります。縦カットの場合、引っ掛かりは生きるけれども、抜けが良い特長になります。
僕が持っているバレルだと、D-Craftの空牙T80とサマエルが縦カットが入っています。


ローレット加工
今年、浅田斉吾プロのバレルにローレット加工が施さていることで話題になったカット。
ハウスダーツがローレット加工だったりするので、実はなじみの深いものですが、いままで使っている方が少なかったため普及していなかったカット。
これも縦カットと同じで、横一線のカットよりは引っ掛かりが弱く、抜けが良いです。
僕が持っているバレルだと、CUESOULのタングステンバレルがローレット加工です。

引っ掛かりにくい抜けの良いカット3選 | まとめ
バレル選びで重要なカットについて。
引っ掛かりにくく抜けの良いカットとして、ノーグルーブ、縦カット、ノーグルーブをご紹介しました。
今まで強いカットが好きだった方も、一度投げてみると印象が変わってくるかもしれません。ぜひお試しあれ。