どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
画像は、8Flightの公式Twitterアカウントの投稿より引用
Hello, we’re 8 Flight.
ハイクオリティ&スタイリッシュな成形フライトを、あなたへ
詳細はこちら:https://t.co/0eXcO2Xk37 pic.twitter.com/lASZMsSbLA
— 8 Flight (@8FlightJP) 2019年1月20日
当初の契約選手が、
- ポール・リム
- 星野光正
- 村松治樹
- 小野恵太
という豪華な顔ぶれ。今後、間違い無く大きなシェアを占めることになると思います。2020/05/04現在では、もともとL-Flightプレイヤーだった選手も続々移籍しております。
8Flightの発売日は?
<3月28日(木)発売・新製品のお知らせ>
長らくお待たせいたしました。
TARGETが独占販売契約を締結した『8 Flight』の販売詳細が決定いたしました!発売日:
2019年3月28日(木)
日本全国一斉発売
https://t.co/S96EyFWo8r pic.twitter.com/5DzQYfCTmN— TARGET SPORTS JAPAN (@targetsports_jp) 2019年3月11日
8Flightとは?
おそらく、TARGETが主導?になって8 Flightというブランドを銘したのだと思います。形としては、Fitシャフト/Flightに似ているのですが、ネジのような形状になっているので異なります。
以下の、専用サイトが用意されております。めちゃめちゃ目がチカチカするので、おっさんは要注意です。
サイト下部に以下の文字が。
Patent Pending
PCT/JP2018/046133
要するに、特許出願中です。
ドキュメントを読んでいないので、詳しいことは言えませんが、シャフトとフライト共に今までにない新しいタイプのものということになります。尚且つ、8 Flightのシャフトやフライトと同形状の製品を他メーカーが製造出来ないようにする、という意図が見えます。
8Flightのラインナップ
シャフト
Fitに似ている気がします。
- Fixed(≒ロック)
- Spin(=スピン)
長さは、
- 190mm
- 260mm
- 330mm
の三つっぽいですね。
フライト
- スタンダード
- シェイプ
の2つしかない様子。
ラインナップは今後の売れ行き次第か?
実用性というよりは、デザイン性などで勝負しているような印象を受けます。
もちろん、脱着が容易で外れにくいという意味で、実用性はありますが、ラインナップが少なすぎて、他製品を使用しているユーザーのニーズを満たすには、未だ至っていないと思います。
開発費も相当かかっているでしょうし、今後の売れ行き次第ではないかと。
8Flightはどこで売っている?
当初は、ブースのみでの発売でしたが、現在は主要ショップにて取扱があります。

8Flightの値段は?
- 8フライトのシャフトが700円(税抜)
- 8フライトのフライトが600円(税抜)
と、けっこうリーズナブルです。
各メーカーのシャフト/フライトのシェア争い
若干、これまでの歴史を整理します。
現状、使用されているシャフト/フライトは以下です。(シェアが1%満たなそうな商品は除く)
左から順に、
- 折り畳みフライト(紙フライト)
- Fitフライト
- コンドルフライト
- Lフライト
です。
折り畳みフライト(紙フライト)だけは、メーカー問わずにいろいろなシャフトと組み合わせることが出来ますが、いわゆる整形フライト(Fit、コンドル、L)は組合せが制限されてされます。
装着方法の違いについては以下の記事でまとめました。

8フライトも整形フライトの一種です。
なぜこういった争いがあるのでしょう?
ヨーロッパ(特にスティール)では、紙フライトが未だに主流のようです。逆に日本では、紙フライトのシェアは低く、整形フライトのシェアが圧倒的に高いです。
正直なところ、トッププロのレベルの技術があれば、どの製品を使ってもある程度の数字は出せるようです。
しかし、特に日本の場合、スポンサー企業の意向が大きく働いているように見えます。
日本の場合、ダーツ関連のスポンサーが少なく、ギャンブルのような資金源も無く、ダーツの用品メーカーの財力によって支えられてきたと思っています。
バレルは販売個数が伸びませんので、シャフトやフライトで、商品の差別化を図りたかったのではないか?というのが僕の予想です。差
別化を図るためにオリジナリティを出し、かつ特許で保護することになったため、他メーカーは独自に開発をせざるを得ないということですね。
良くも悪くもそういうことなんだと思います。もちろん歓迎するべきところですけど。
僕も、普段はコンドルフライトを使っておりますが、セッティングでお洒落をしたいときはLフライトを使ったりしますし、家でスティールをやるときは折り畳みフライトです。商品の比較用に、Fitも購入しましたしw
今後の8Flight契約選手は?
今回、特に村松治樹プロの例が参考になります。
村松治樹プロは、先日までLフライトを使用しておりましたが、8Flightに変更されております。
プロのダーツ選手は、大人の事情で、用具の選択肢が制限されているのが現状です。
- トリニダード×コンドルフライト
- コスモダーツ × Fit
- UnicornはすべてUnicornで統一
のような感じです。
浅田斉吾プロのように、例外的にUnicornの選手だがL-Styleを使っているという方もいらっしゃいますが、実績のある選手だから例外的に認められたようですね。
全商品unicornと言うのが原則ですが 古くからの契約でもあるLスタイルさんとの状況を こちらから説明して 特別に許可が出ました これも浅田斉吾に寄せる期待の表れだと思います
浅田斉吾がunicornと契約しました② | F社長の『直感力』
ただ、メーカーとしては、他のバレルメーカーの製品を使用している選手にも、フライトを使って欲しいという図は意向はあるようです。例えば、コンドルフライトも、シェア拡大を狙っているようです。おそらく、コンドルフライトという別名称にしたのもそういう意図だと推測します。
8Flightについても、Targetの製品としてではなく、別ブランド?のような位置付けにしたのも、同様の事情だと思うのですが、考え過ぎでしょうか?
ということで、今現在、他のフライトを使っている選手の中でも、8 Flightと契約する選手は増えて来るんではないか?というのが僕の予想です。「チャンピオンが使うフライト」というブランディングを行っているように見えるので、実績のある選手から契約して行きそうな予感がします。手あたり次第引っ張ると、L-Styleさんあたりと揉めそうな気しかしませんので。。